ナンタケットバスケットで出会った そしてこれから出会うであろう 皆さんへ、ニューイングランドナンタケットバスケット協会から。(New England Nantucket Basket Association)
"Barn"は納屋という意味。 ボストンと東京の GrayMist のいろいろな物がたくさん詰まった納屋からのおはなしです。
www.NantucketBasketOnline.com



一つ一生。
26年になるでしょうか。24年くらいかしら、、。
まわりから仕事をするのに、これは??と
目をしかめられた事は1度や2度ではありません。
それでもこの24年間このコンピューターを使い続けてきました。
最初はマッチ箱のような小さな箱から。
デザインの美しさ、外からだけではなく
内側の無駄のない使い勝手の美しさに惚れています。
宗教のようだ、、となじられ、本当に仕事する気があるの?とののしられてきました。
それでも私はAppleファンです。今のパートナーとも
彼がAppleを使っていなかったら、、というくらい。
ラッキーにも彼もアップル大ファン。
歴史的なスティーブジョブとビルゲイツのシンポジウムにも参加するくらいのギークさ。

スティーブジョブが亡くなりました。
この美しい世界を妥協せずに作り上げてくれて彼に感謝の限リです。
でもこれから私はどうすればいいの?

「一生に物は一つでいい」主義の私は気に入ったものだけをアイテムごとに一つだけ一生持ち続けるのが好きで、またそれが理想です。あとから良いものが出てくるとどうしてもチェンジ〜!になっちゃうんですけれど、、、。そんな私はアップルだけ信じていれば良かったのに、、と途方にくれています。これからのアップルを信じてみるしかないのですが、。

スティーブジョブの妹さんが追悼式に述べたスピーチがあります。
もし時間があれば読んでみてください。やはりとても素敵な人ですね。
タイムスの雑誌に大きなナンタケットバスケットが彼の部屋に置いてありました。
うれしいですね。  E

      
   longtailworld.blogspot.com


| - | 08:35 | - | - |
ノースベネットスクール
 

バイオリンを作る学校として有名な古い学校です。
今日はその学校のオープンハウス。
パートナーと数名の友人とで久しぶりに朝食をとり、
其のあと、皆で訪ねてみました。

古いふるい建物の中で現在ではバイオリンだけではなく、
ピアノテクノロジーのクラスや一般の木工クラスも作られ、
ハイエンドな教育を施す学校として君臨しているそうです。

そういえば、誰かが
『私はノースベネットスクールをでたのよ』と
誇らしげに話ていたのを思い出しました。
なるほど!

若い青年がバイオリンを作っていました。
作る姿は真摯で美しく心打たれました。

いろいろな仕事があるものですね。
いろいろな事が出来るんですね。
人生一回だけ、、は足りない。
やりたい事がまだまだ沢山でて来てしまいます。
E







| - | 09:24 | - | - |
晩秋ナンタケット


修行は辛いのです。
そう、ナンタケットに来ています。
もう10年以上になるナンタケット、師匠とのお付き合い。
保運等は今では修行という辛い日々ではなく、
バスケットだけに集中出来る空間でたまに指導を受け乍ら作る、私のスタジオ(?)
という場所になってきました。
だから本当はそんなに辛くありません。
ちょっと師匠が気分屋なだけで、、。と悪口はいけません!
(本人の前でも言っているので悪口じゃないという提議ですが)

一日の終わりに今日は師匠とワインをがぶ、っとビールのみして
娘のエリザベスと話が盛り上がりました。
今年は大学受験の彼女と将来について。

社会にでていくあなたに一つだけ言うとしたら、、
これから社会に出て行くということは、
皆に試されるということ。
きっといろいろな人にいろいろな事を頼まれるでしょう。
でもそれをいかに『自分の得』を考えずにやるかによって自分の信頼を築き、その小さな事が大きな将来に繋がる。そして必ず、喜ばれる仕事をする。
皆はね、頼むことによってあなたを試してるの。テストなのよ〜。
頼まない、頼まれない、イコール 相手にしてない、されてないってこと。
だから、何か頼まれたり、言われたりしたら学生時代と社会人の1年だけははすぐにOKと言って何も考えずその仕事が自分の損になるか、否かは考えずにただ頑張ってごらん。
頼む人は出来ない仕事は頼まないから。あなたに出来ると思って頼んでるからね。
2歳の子供に卵焼き作ってってたのまないでしょ。

なんてことをワインに任せ、話をしていたら、(お酒が入ると説教まにあ)
ーーーそうか、、だからまだ江津子はここにいるのか、、奥さんでも5年以上続かないのに、、。これは大切なことだ! でも友達にいろいろ頼まれても其の域じゃないから、らね。ーーーと突然師匠。
   いえ、それも人との関係で大きくかわってくるのですよ、。(心の中で)

そうです。私は全ての事に「はい、わかりました。あなたの言う通りです」と6年くらいは何を言われても、反論等絶対せずに頑張りましたから。その後徐々に本領発揮でたまに師匠に怒鳴っていますが、、、。
反論せずに、、ばかじゃない?と思うかもしれませんが、
反論しないですぐにやる=考えずとにかくやる、ということで自分がニュートラルになることにより新しい発見があるものなのです。

E From Nantucket



| - | 12:09 | - | - |
昨日の続き、ナンタケット晩秋。

 昨日と同じようにハードワークの後にがぶ飲みワイン。
朝5時から夜5時半まで、お昼の30分休み以外がむしゃらに
作り続けるバスケット。
夢中になると止まらない私が悪いのですが。

そんな後の冷えた白ワインの美味しい事、美味しい事。
今日は、師匠が作るナンタケットベイスキャロップが夕食。
明日はこのスキャロップについてうんちくを垂れる予定。

ワインをビールのみして
そしてまたお説教。
エリザベスは全てに興味のあるとても魅力的な女性になってきました。
私はうれしくて、うれしくて。
どんどん良い女になってほしいの。
女の子を持てなかった私の夢よ。あなたは。

昨日のブログもワインのせいで脱字が多いようです。誤字脱字を確認せずに
アップしてしまう酔っぱらい。

今日の説教は、、、

あのね、昔むかし、ある所にヨットに気が狂っている女性が居ました。
女性はヨットの世界は男だけという事に怒り、女性だけのチームを作るべく
必死になっていました、、、。
女性を何人か集め、理解者(ヨットを持っている)を探し、ヨットの女性チームをつくるべく。
女性だけで集って練習などしているとどうしても不平不満になります。
でもね、その時に1人の女性が、
「やめようよ」と言いました。
「それを(不平不満、愚痴の言い合い)初めちゃったら普通のただのくだらない女の集まりになっちゃうよ。くだらない私達になりたくない。」
残念ながらこの言葉を言ったのは私ではありませんが、この言葉に私は人生を変えられました。

そしてそれからその集まりで不平不満を言う前に男性以上に頑張ろうという気風が
出来上りました。
不平不満を自分の中で消化出来る強さがなくちゃ男に負ける!って。

不平不満なんて言いだしたらきりがない。ストレス解消なんて他のどこでも出来る。
今やれることを精一杯やれば後悔は残らない。私達にはやり遂げたいことがある。
やりたいことがある。

後悔せずに自分を好きになる努力しよう。
自分が好きになれればそれ以上のライフは無いよね。ーーーー

とちょっとヨットチームで頑張る彼女が漏らした愚痴に対してお説教していました。


ああ、今夜もワイン飲み過ぎで仕事が出来そうもありません。
ごめん東京のスタッフ、そしてケンブリッジのスタッフ。
また誤字脱字が在りませんように,,祈るばかり。

E




| - | 09:05 | - | - |
ナンタケット ベイ スキャロップ@Nantucket

ナンタケットベイスキャロップ という名前を聞いた事がありますか?
ナンタケットの入り江でだけ取れるホタテ貝です。
ナンタケットバスケットの上にのっているシェル、これがこのホタテ貝。
日本のホタテに比べると断然こぶりです。
ところが糖度が死ぬほど高い!!

ナンタケットのホタテが解禁になるのは11月に入ってから。
2月の末までのたった4ヶ月間。
そして一番おいしいのがこの11月と言われています。
何故?
それは12月になると気温が低くなりすぎて漁をしている途中から自然冷凍されてしまうからだそうです。まあ、あたたかい日は別ね。
と、そんなわけで昨夜はこのナンタケットのホタテを満喫しました。
このホタテの為に今回来たようなもの、、と真実を知っている師匠は、
たっぷりのバターとガーリックでホタテを料理してくれました。
エリザベスと私は食べる人。

それにしても甘すぎる。ふ、、っと笑えるくらいおいしい。
スタッフにお土産に買っていくからね。ボストンでも買えるけれど、皆冷凍されてしまうようです。やっぱり生が美味しい。だからまっててね。
木曜日の午後4時ごろ私を待っててね。去年も確かお土産はホタテだったね。

師匠、、、『お前は、食べるものとバスケットとクライミング、スキー、ヨット以外何に興味があるんだ?』『ねえ、それで充分じゃない?』『それもそうだ』
不毛な会話でした。食いしん坊、、って言いたかったんですね。きっと。
明日はバスケット報告ね。
E


| - | 12:30 | - | - |
始めてしまった着物に合うはず、バスケット

新しいバスケットをスタートしてしまいました。
どうぜあまり来られないんだから辞めたら〜?という師匠を尻目に
着物に合うバスケットを作りたくなったのです。

少し大きめ。
バスケットだけはかなりコンサバティブなので
シンプルなオーバルです。

今度こそは完ぺきなバスケットを。
いつもそう思うのですが今まで完ぺきなバスケット、
出来たことなどありません。

船の時間が迫っています。
大好きな蓋編みを止めて船にのらなくては、、。

あ、その前にバスケット美術館に寄って展示バスケットを
引き取らなければなりません。

E


 

| - | 07:20 | - | - |
香道 

死ぬまでにやりたい事をリストアップするのを”バケットリスト”といいます。
私のバケットリストの中の一つ、
それがこの香道。

ようやくそれが叶うことになりました。
ボストンのお茶室の中で日本の香りの専門の方が京都からいらっしゃり、
開いてくださる会です。
鼻の効かない私だけれど楽しめるかしら、、。

はい。
凛とした時間の中で背筋を延ばしほのかに香る
”香”を脳で、たのしむ。
想像力を精一杯広げて香りを身体でうけとめる。

そんな感じでした。
幾つかの香りを覚え、後に出てくるUnknownな香りを言い当てる。
私の成績は
”眺望” これ、いくつ当たったのか判らないけれど
霧がかかると調子が悪い証拠、、と言われていたので
すこしはあたった物もあったのかもしれません。

当たらなくても当たっても、この凛とした空間を
誰かと共有出来るという時間が、尊いと感じました。

日本の文化は私達の誇りです。

E





| - | 12:09 | - | - |
大好きだから、もっと素敵に着たい結城紬&大島紬/美しいキモノ
来年の展示会、「つたふるものII」3月4日、日本の伝統とのコラボレーションです。
いまから京都という場所、そして着物とナンタケットバスケット。
どんな表情を見せてくれるかしら、、と
主催者がうきうきしています。(これ私、、)

そんな時「美しいキモノ」の編集の方からうれしいお誘いを頂きました。
幾つかのバスケットをキモノと共に御紹介頂きました。
日本の文化「キモノ」とアメリカの伝統「ナンタケットバスケット」のコラボです。
是非みなさんご覧ください。


■美しいキモノ 冬号 11月19日発売 (ハースト婦人画報社発行)2011年冬号場W238 「大好きだから、もっと素敵に着たい結城紬&大島紬」というページにおきものと一緒にバスケットが紹介されています。 
 

 ■きものヴァンサンカン 12月10日発売 (ハースト婦人画報社発行) 
「2012年ラッキーモチーフ小物」という企画での小物として撮影されています。
 
E


| - | 01:15 | - | - |
ボストン一の日本料理とアメリカ青年とのパーティ
http://www.us.emb-japan.go.jp/JET/index.html

今夜はJETという、アメリカ人の青年たちが日本で英語の教師として各地の公立の学校で働き
数年を過ごすという活動を終えて戻ってきたことを祝うパーティがありました。
日本文化を愛し、経験してきた素敵な事を口々に話す青年達との時間はとても暖かいものでした。
『田舎しかいかれないの〜。でもそれがとっても良かった。青森ばんざい〜』
『東京都って殆どないの。たまにあると小笠原なのね〜。』
って、日本語で一生懸命説明してくれる青年たちにこころから心が暖まりました。
日本を愛してくれてありがとう。それに見合う日本にしないとね、、。

JETの活動に30年前に参加したというアルムナイの男性がスピーチをして下さいました。
その中で男性は、日本で過ごした日々と日本への愛情を話し、そして3月11日に受けたショックに触れていました。
そのニュースを見た時に彼は自分の仲間が、自分達の一部が、、、と感じたそうです。どうにかしたい、、心が騒いで仕方なかったと、他人事ではなかったのだと。

私達が海外でどういう活動をするのか、どういう交流をするのかが地球を一つにして行く小さなきっかけになるのかしら、、。

いろいろな人と知り合えるパーティ、とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
そしていつも思うのは、外に出るのはちょっぴり億劫でも出てみるとかならず素敵な事が待っている。
それにしても、、、、
領事公邸は美味しい! 先回の公邸パーティでは食べられなかったラムのお肉が大好きになるまでのショックでした。 毎日招いて頂きたい!!! 
ボストン一の日本料理店、、とジャパンソサエティの会長がつぶやきました。

E









| - | 08:28 | - | - |
GrayMist Studio and Shop Exbition 2011
 

GrayMist Studio and Shop

Exbition 2011 始まりました。

18日(金曜日)の夜、沢山のバスケットが明日からのお披露目をまっていました。

今年、GrayMistに通ってくださった生徒さんのバスケットたち。

そして、



Etsuko Yashiroのバスケットも、Huron villageで、皆さまのおこしをお待ちしています。

次回は、展示会の様子をもう少し、お知らせしますね。

ボストン近郊の皆さま、是非GrayMist Studio and shopにいらしてください。

展示会のために、一生懸命に準備をしたスタッフと沢山のバスケットがお待ちしています。 A

GrayMist Studio and Shop Exbition

2011/11/19~11/22

10:00am~6:00pm

364 Huron Ave, Cambridge MA 02138



| From Cambridge | 10:25 | - | - |
   GrayMist Studio & Shop


       
       
       ◆カルチャーサロンクラスのお知らせ◆
       三越カルチャーサロン(日本橋三越)にて
       3回で仕上げる単発クラスが開かれます.
       オーバルオープンバスケットとコースター
       バスケットの2種類から選べます.
       初心者の方でも受講いただけます.
       ぜひお問合せの上、バスケット作りが
       初めての方も挑戦してみてください.
       <詳細>
       日時:2013年1月13日(日)
         2月10日(日)
            3月10日(日)
       全3回でひとつのバスケットを完成.
       お問合せ・お申し込みは
       >三越カルチャーサロンまで
       
       
       
       ■営業のお知らせ
       GrayMist Studio & Shop(Cambridge)
        364 Huron Avenue Cambridge
        MA 02138 U.S.A.
        TEL: 617-868-8868
        OPEN-CLOSE 10:00am - 6:00pm
        定休日:毎週日曜日
        問い合わせ:info@graymiststudio.com

       GrayMist Studio & Shop 南青山
        107-0062 東京都港区南青山3-7-16 3F
        TEL/FAX: 03-3497-0124
        * 最寄駅→地下鉄銀座線・千代田線・
             半蔵門線「表参道」駅 徒歩6分
        OPEN-CLOSE 10:30am - 5:00pm
        定休日:毎週日曜日



SMTWTFS
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< November 2011 >>
RECENT ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS

RECOMMEND
LINKS
PROFILE